医療事務のお仕事Q&A

医療事務が取り扱う書類1

医療事務の仕事において、取り扱う書類の種類はどれぐらいあるのでしょう?
それは、私たちが想像している以上にたくさんあります。
では私たちでも想像が付きそうな物をピックアップしてみましょう。

例えばその1、血液検査の結果はどうでしょうか?
血液検査の結果は医療事務が取り扱う仕事の1つです。
よく私は病気がちで、急な高熱で病院に行く事が多いものですから、病院に行くと必ずといっていい程、血液検査をします。
血液検査の結果は、最初FAXで送られたものを先生が確認して検査結果を報告します。
後日、病院に行くと以前の血液検査の結果の正式な用紙が患者に渡されます。

そして病院側にも血液検査の正式な用紙が送られてくるので、患者渡すものと含めると計2枚の用紙が送られてくるのです。
病院側は結果が送られてきた検査結果用紙は、捨てずにカルテに貼って今後の診療に役立てます。
検査をした患者さんのカルテを探すのは大変ですが、見つけたら貼るだけなので簡単です。

医療事務が取り扱う書類2

診断書は医療事務の行なう仕事なのでしょうか?
そうです、診断書も医療事務の取り扱う書類の1つなのです。
診断書は、インフルエンザや感染症などの病気で会社をやむを得ず休む時、また交通事故において保険会社や警察に提出する時によく使われますね。

でも診断書は病院の先生が書くのではないの?
という疑問が出ると思いますが、その通りです。
では医療事務の仕事ではないのではと思われるかもしれませんので、簡単に説明します。

診断書は病院の先生が書きます。
しかし病院の先生が記入する所は、病名や症状、どれぐらいの期間加療が必要か、診断書を記載した日付の所です。
それ以外の所(病院のハンコを押す事や、病院の封筒を用意して患者さんに渡せる状態にする)は全部医療事務の仕事なのです。
上に挙げた2つ以外にも医療事務が取り扱う書類はたくさんあります。
不慣れなうちは、1つの書類をまとめるだけでも時間がかかってしまったり、患者さんが多くて書類の方まで手が回らなかったりと大変です。

しかしコツと時間管理が上手く出来れば、書類がたくさんあっても大丈夫です。
患者さんが少なくなる時間帯も必ずありますし、書類も一度まとめる事が出来れば、後は数をこなしてスピーディーにするだけですからね。
もし知り合いに医療事務の方がいたら、どれぐらいの書類を取り扱ったりしているのか聞いてみるといいかもしれませんね。

医療事務でもパソコンを使うの?

今の世の中、どの業界でもなにかしらの形でパソコンを使っていますね。
本当にパソコンがなくてはならない時代になりました。
医療業界でも、病院の先生の机の上にもパソコンが置いてあり、患者さん1人1人のデータが入っていて、以前どのような病気で来院したかなどが簡単に分かるようになっています。
医療事務においてもパソコンを使う事が当たり前になってきています。
医療事務の人がパソコンを使うの?と疑問に思うかもしれませんが、あなたが病院に行った時の事を思い出して下さい。
病院に通った事が全くないという方は、一緒にやっていきましょう。

病院では診療費を請求したり、予約診療の受付を行なったりする時などパソコンを使います。
診療費なんてどうやって出すの?
と思うかもしれませんが、パソコンの基本操作が出来れば、入力するだけで簡単に診療費が出てきますので問題はありません。
予約診療に関していえば、診察希望日や担当の先生を決め、専用のパソコンで予約すると、病院が管理しているパソコンにデータが入っていくので、医療事務員は管理すればいいのです。

また病院内で告知する緊急のお知らせや、スタッフの勤務表なども医療事務員がパソコンで作るのです。

医療費の確定申告

確定申告をする際に医療費が1年に10万円を超えてしまう場合は医療機関の領収書を添えて申告すると、納めた税金が戻ってくるので、確定申告が近づくと患者さんは病院の領収書を一生懸命探します。
ところが領収書っていざ探すと、どこに置いたか忘れてしまっていたり、全部見つからなかったりと大変ですよね。
そこで病院で1年分の医療費が記載されたものを出してもらう事が出来るのです。
患者さんにとってはありがたいですが、費用も若干かかるのでご注意を。

このように医療事務においてもパソコンを使う事が当たり前になってきています。
医療事務員を目指す方は、病院側が求めるパソコンの能力をしっかり調べた上で、必要ならばパソコンの能力を身につけるといいでしょう。
募集要件の多くはエクセルやワードの基本操作が出来る方となっていますが、病院によっても基本操作の見解が違ってきますので、パソコンが少し苦手な人でも尻込みをせず、頑張って欲しいものです。

医療の現場が見られる?!

みなさんは今のお仕事やアルバイトに就いて良かったなと思う事は何ですか?
人脈が広がったとか、好きな仕事だから何時間でも出来るなどいろいろあると思います。
そしてなにより良かったと実感しやすいのは、その業界に少し詳しくなったり、知識が増えたりする事ではないでしょうか?

医療事務のお仕事に就いて良かったなと思う事は、やはり上に挙げた人脈が増えた事や業界に詳しくなったなどがあるみたいです。
医療事務のお仕事なので、病気などの医療知識が増えます。
身近な人で医療に関する悩みを聞かされた時は、ここぞと言わんばかりに医療事務で培った知識を披露出来ますね。

医療に対する関心は年々増加の傾向をたどっています。
その理由として、やはり超高齢化社会の現状と健康に対する関心が強まった事が挙げられます。
日本は団塊の世代が定年退職によって高齢化が一気加速した事もありますが、晩婚化や少子化の影響もあって、超高齢化社会になってきています。

超高齢化によって、今まで関心が少なかった医療に関して、どのように医療が行なわれているのか。
どこの医者がどの病気に対して技術を持っているのかなどを、自分で調べられる方も多くなってきました。

医療事務の仕事はおもしろい

健康に関する関心も、身近な人が生活習慣病になったり、糖尿病になったりとする事によって、自分には関係ない事だという状態ではなくなってきました。
だからこそ、身近に医療の事に少しでも強い人がいると心強い感じがありますし、医療事務を行なっている人にとっても頼られる喜びややりがいのある仕事として、おもしろいと思う方もいらっしゃるでしょう。
ですが、医療事務の人でも専門外の事を聞かれるとちょっと困ってしまいますよね。

そんな時、自分の担当意外でももっと詳しくなってやるぞという気持ちが出てきませんか?
好きこそものの上手あれと言う言葉もあります。
好きな事に打ち込める事が出来れば、どれだけでも仕事の幅は広がると思います。
医療事務の仕事もおもしろいものです。
ぜひ医療事務に就職して下さいね。

カルテを伝達する仕事がある!?

患者さんのカルテを伝達する仕事があるってご存知でしたか?
カルテを伝達する医療事務の仕事の事をカルテメッセンジャーとも言います。
このカルテメッセンジャーの仕事は、個人病院では見かけないですが、大病院や総合病院にとっては欠かせない仕事なのです。

具体的に見て行きましょう。
カルテメッセンジャーは、カルテはもちろんの事。
レントゲンフィルムや書類などを病棟から病棟へ運ぶ病院内の伝達係の仕事です。
一見簡単そうに見えるお仕事ですが、実は大変なのです。
大病院ともなると、どこに何があるかすべてを把握して置かないと、目的地にたどり着く事すら出来ず、1人迷子になってしまう事もざらにあります。

そして病棟から病棟へ運ぶ事になれば、走って届ける事も必要になりますし、1日何百人の患者さんのカルテやレントゲンフィルムなどを運ぶ事もありえるので、体力がないとすぐにバテてしまいますよね。
きっとカルテメッセンジャーの人が1日に走ったり歩いたりする量は、数で数えたらとてつもない数字が出るのでしょうね。

個人病院でカルテメッセンジャーを見かけないのは、半径10M以内に検査室や診察室があって、医療事務の人が出来る範囲の仕事だからでしょうね。
大病院や総合病院では1日に大勢の患者さんが訪れますし、入院している患者さんもいるので、スタッフの人数も患者さんをカバー出来るような人数で対応しています。
また大病院や総合病院では医療事務の人がすべての部署を担当するのではなく、所属する科を分けられ、他の科の業務を行なわない事が当たり前になっていますから、カルテメッセンジャーが大病院や総合病院にしかいない理由も納得して頂けたと思います。

医療事務を専門的な分野だけ極めたいと思う方は、大病院や総合病院の方がいいです。
自分が望まない分野になる事も覚悟はしないといけないですけどね。
逆に専門的分野を極めるのもいいけど、幅広く業務を覚えて患者さんに対応していきたいという思いがあれば、個人病院のなかでも複数の診療科目を取り扱っている所がいいですね。
それぞれ長所と短所はありますが、自分が進みたい道に進むのが1番大事である事を忘れないで下さいね。

制服も病院によって様々

医療事務のお仕事を目指す動機として、みんなの為に働きたい。
社会に貢献したい。
いろいろ理由があって目指される方がほとんどだと思いますが、あそこの病院のあの制服がかっこいいから医療事務になりたい。という動機をお持ちの方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

医療事務の制服も病院によって本当に多種多様で、まるでコスプレの世界を見ているような錯覚に陥る事もあります。
大病院や総合病院になると、医療事務と看護師の制服が分かれていて、誰が見ても分かりやすい形が多いです。

一方、個人病院になると統一された制服を着用している事が多く、一見すると医療事務の方か看護師の方か迷ってしまう事もあります。

また個人医院に多いのですが、ここは本当に病院なのであろうか?
と思ってしまうような制服もあります。
つまり、若干透けていて下着のラインがくっきり見えてしまったり、パンツでもいいのにわざわざスカートタイプの物にしていたりと完全に勘違いをしている病院も残念ながら存在します。
現場の人は大変ですよね。
診療の関係でどうしても立ったり座ったりする動作が多くなるのにスカートタイプだと動きづらくてしょうがないですよね。
パンツタイプの方が絶対に動きやすいですし、作業能率を上げる為にもパンツタイプの方がいいと思うのです。

その点、大病院や総合病院では看護師にスカートタイプの人はめったにいません。
大病院や総合病院ともなると、病院内の移動も考えられるので、スカートよりはパンツタイプが適しているといえます。
これだけ私が声を大にして言っても病院が決める事なので、何も言えませんね。

しかしどんな制服にもメリットはあります。
その病院の制服イコールその病院のイメージと結びつく事もあり、親切にしてもらったとかなどを覚える時に病院名より制服の方が先にイメージつくという人もいます。
また制服を着る事によって、自分自身に身がしまり、どんなに仕事をしたくないと思っていても、いざ制服に着替えた瞬間から別人のように変わってしまう事もあります。
このように制服にはメリットもあれば、デメリットもあるという事が分かりました。

あなたはこれを見てどう思われましたか?
どんな事においてもメリットばかりではありません。
メリットとデメリットをしっかり把握する事によって、冷静な判断をする事が大事になってくるのです。

医療会議

どのような企業においても、会議は必ずと言っていいほどありますね。
医療(病院)においても会議は行なわれています。
会議という言葉を聞くとなんだか眠くなってしまいますよね。
国会における答弁や代表質問等も民間でいう会議にあたるのでしょうね。

国会議員を見てください。
国民を代表しているのにもかかわらず、国会で寝ている議員の方がいますよね。
やっぱり会議は眠気を起こす作用があるのかもしれませんね。
少し関係はないですが、寝ている国会議員の給料も私たちの税金が使われています。
それを聞くとがっかりしちゃいますよね。

話は医療に戻しまして、医療(病院)においても会議が行なわれている事はわかりました。
では実際に、ある整形外科の会議を例に挙げてみます。

その整形外科では、月に1回、午前の診察の終了後に会議を行ないます。
会議の内容ですが、先生や看護師、作業療法士や理学療法士、医療事務のそれぞれの立場から患者さんについて報告する事がメインになっています。
会議の内容のほとんどが医療事務と直接関係のない事が多いのですが、医療事務にはとても大切な仕事があります。
それは患者さんの生の声を現場に届ける事です。
患者さんはリハビリや診察を受けていく中でこうして欲しい、これはやめて欲しいという要望が出てきます
医療事務の人はほとんどが受付にいる事が多いので、患者さんと接する機会も自然と多くなっていきます。
そうすると患者さんは、医療事務の人に診療内容や日常会話などについて、いろんな事を素直に話してくれます。

患者さんは要望があっても、遠慮しがちになります。
患者さんが受付で話した事を先生や作業療法士や理学療法士に伝達することによって、次回以降の患者さんへの治療内容等が変わってよりよい治療環境が出来てくるのです。

医療事務が会議に出ても仕方がないと思っていた方も、いかに医療事務の日常会話が患者さんからの率直な情報を手に入れて、医療方法の向上に役立っているかが分かって頂けたかと思います。
医療の知識がなくても医療に携わる事が出来る。
会議において発言の権利がある。
だからこそ医療事務が出来る最大限の範囲でみんなをバックアップする事が必要になってくるのでしょうね。

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